コトブキヤ ノンスケールプラスチックキット
ANUBIS ZONE OF THE ENDERSより LEV VIC VIPER


搭乗者がレオ・ステンバックなので、被弾のダメージは極力無くしつつ、ただアーム(尾翼)をブレードにして斬り合うというトンデモ機体なので、近接戦闘によるチッピングダメージ表現をメインに汚しをしています。
今回は綺麗に作るかよりも、いかに効果的に最小限度の汚しをするかという汚しモデラー永遠の命題に挑戦した作品でもあります。

独特のフォルムがZ.O.メカデザインの魅力です。今回は製作時間が一週間以内で完成しているというのが一番気に入る点ですね。

フレーム部分は目立たなくなるのですが、設定通りかそれ以上に細かい部分をシルバーなどで塗り分けてワンポイントにすると映えます。

LEV形態。私の動かし方が悪いのか、思ったよりあまり動かない印象。特にヒザ。
グラディスやパロディウスでお馴染みのビックバイパーに変形します。この差し替え無しの完全変形は必見です。
ただ、ABS関節は塗装が剥がれまくるので、フレーム塗装派の方は表面を荒らしたり、専用プライマーを吹くことが必須となるでしょう。

外見は全くキットのままですが、飛行形態まで考えるとスネはもうちょっと中間で延長しても良かったかもしれません。
ランディングギアの格納があるため、改造はかなり難しそうですが・・・。

主翼付け根や後頭部、主翼ジョイント部分などにかなり初見殺しな継ぎ目消しがあります。
特に後頭部は後ハメ加工は絶対不可能で、二段階塗装が必須になります。
しっかり仮組みして構造を把握しましょう。
Konami Computer Entertainment Japan, Inc.様のANUBIS ZONE OF THE ENDERSより、LEV版 VIC VIPERです。
コトブキヤ様のキットをそのまま製作。外見上はほぼ全く手を加えてはいないものの、はめ殺しが多く、かなりの関節部分で後ハメ加工をしています。
コトブキヤ様のABSパーツはシンナーの浸食には比較的強いものの、スチロール接着剤などはほぼ無効なので継ぎ目消しや接着は瞬間接着剤を使う他ないでしょう。
指先以外は差し替え無しで完全変形します。
この変形機構がシンプルながら非常に面白く、それを見たいがためだけに買ったというのもあります。
全体的には、説明書通りの塗装ですが、シャドーをあえてタンやサンドイエロー、艦底色などにすることにより、火星の砂塵汚れと色の照り返しを再現しました。
全体はパールコートの指定があったため、つやありで仕上げているものの、つや消しサンドイエローなどを表層に汚しとして吹き付けることで、表面塗装と汚しのメリハリをつけています。
元来、私個人としてはLEVはつや消しのイメージがあったのですが、これはこれでラリーカーの汚しの様な面白い表現となりました。
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